学んで楽しい大人のマナー>お礼とチップの違いとは
洋の東西を問わず、感謝の気持ちを表すのが
「心づけ」であり「チップ」です。
なので、どちらも基本的な意味は同じです。
ただ、旅館などに泊まったときに渡す心づけは
お世話になった仲居さんなどに
「ありがとう」の気持ちを込めて帰り際に渡していたものが
次第に
「この旅行を、より良い物にしたいのでよろしくお願いします!」
と、より良いサービスを期待するときに
最初に渡すようになったようです。
渡すときには
「銀婚式の記念旅行なので、よろしくお願いします」
などと、具体的な思いや事情を
一言伝えておくと、とてもスマートです。
また、現金をそのまま渡すのは無作法です。
ポチ袋や半紙などに包んで
さりげなくお渡ししましょう。
もっとも、心づけを渡すかどうかは
自由ですし、渡さなかったからといって
きちんとしたサービスを受けられないわけではないので、あしからず。
ただ、ほんのわずかな金額で
より気持ちよく宿泊できるのであれば
積極的に活用してみてもいいのではないでしょうか?
海外でサービスを受けたときに忘れてはいけないのが、チップです。
最近では、海外のレストランでも
サービス料として加算されていて
サービス係の収入源になっているのも事実です。
チップが習慣になっているような国では
渡さないのは、マナー違反となります。
荷物を運んでくれた時や
ルームサービスを頼んだ時など
ホテルやレストランでサービスをうけた際には
スマートにチップを渡すようにしましょう。
ただ、日本にはこのチップという習慣がないため
どのタイミングで渡せば良いのか難しいもの。
その国のガイドマップなどに
平均の金額や、タイミングなども載っているので
参考にしていきましょう!
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