学んで楽しい大人のマナー>デザートの作法を学ぼう
さきほどの続きで、デザートの作法を紹介していきます。
他の人たちにもまったりとした雰囲気が
伝わるので、全体的に緊張感がなくなって
面白半分のヤジも飛び交って、にぎやかです!
その食事の会の趣旨は話の中できちんと述べられているので
皆の頭もその点には、必ず向けられているのです。
その際のスピーチは立ち上がってするのですが
皆の注目を集めるのが難しいときは
まだ使っていないスプーンを使って
グラスを「カン!カン!」とたたけばいいでしょう。
もちろん、話は簡潔なのが基本です。
一般的には、日本式よりも
欧米式のほうが食事の席にふさわしいようです。
食事を前にして、犬と同じように
「お預け」をさせれているも同然の日本式は
単なる儀式的な要素が多すぎるようにも見えます。
人と人とのコミュニケーションを図るという観点からは
心を開いて交流できる方式の方が
楽しく有意義にもなるのではないでしょうか。
それから、意外に知られていないのが
デザートが終わってから
初めてコーヒーや紅茶にするのが正式であるようです。
甘い物を食べながら、コーヒーやお茶を飲むのは
あくまで略式のようです。
日本の茶道のルールでも、正式な茶事のときは
食事が終わった後にお菓子をいただいて
それから、一度外に出て
席があらためられた後に茶室に帰ってきてから
本格的にお茶を飲みます。
いずれの場合でも、甘いものと飲み物を
同時に口に入れることはあまりしないのです。
正式な場合には、なんでもごちゃまぜにしない!
というのが、一つの原則のようです。
それぞれを、それぞれなりに楽しむのですね☆
|