学んで楽しい大人のマナー>ショッピングのマナー
日本では、デパートやお店で買い物をする際に
黙って入っていって、商品を勝手に触ったり
広げたりしても、特に何も言われないのですが
海外では、タブーなのです。
まず、お店のドアボーイや、スタッフが挨拶をしてくれたら
にっこり笑って会釈をしましょう。
ただ入っただけだからという理由で
無視をしてしまうのは、失礼な態度です。
スタッフから「何かお探しですか?」
「お手伝いしましょうか?」
と聞かれたら、「○○を見たいので〜」
などと伝えて、見せてもらいましょう。
ただ見ているだけなら
「大丈夫です」や「見ているだけなので」
と、はっきり伝えたほうが
店のスタッフを惑わせないで済みます。
いずれにしても、声をかけられたら
必ず返事をしましょう。
外国語が苦手なら、笑顔でうなずくなど
相手の声掛けに対して反応を示せばよいのです。
黙っていると、無視をされたようで
お店のスタッフもいい気はしません。
もっとも、変にへらへら笑ったりするものも
見苦しいものです。
自然にゆったりとかまえて買い物をして
気に入ったものがなければ断って
手間をかけたならば
「ありがとう」と言えばいいでしょう。
単に自分の欲しい物を手に入れることばかりを考えるのではなく
お店の人とコミュニケーションを取りながら
する買い物は、より実りあるものとなって
買った物への思いも
ひとしおになるのではないでしょうか。
海外に出かけると、ブランド店での買い物を
楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
歴史と格式を誇るのが
ブランド店のブランドたる所以。
その店の商品が好きなのであれば
店のスタッフから歓迎されるお客様になりたいものです。
たとえば、旅行中だからといって
ジーンズなどのカジュアルすぎる格好で店に入ったり
別のブランド店のショッピングバッグを
いくつも持っていくのは、お店に対しての
配慮が足りないもの。
せっかく高級店で買い物をするのなら
高級店のお客として
ふさわしい立ち振る舞いをしましょう。
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