学んで楽しい大人のマナー>手紙の道具にはこんなものが…
筆記用具を選ぶときの注意点です。
正式な手紙の基本というものは
黒の万年筆に白無地の便箋です。
筆記用具にも格付けがあって、毛筆、万年筆
水生ボールペン、油性のボールペンの順番となっています。
どんなに親しい友人であっても
鉛筆というものは、よくありません。
インクの色は黒色が基本です。
紺か青なら失礼にはあたりませんが
その他のカラーインクは、原則として
使わないほうが良いでしょう。
便箋や封筒の場合
改まった内容の場合は
便箋は縦書きで罫線のない白無地のものが正式です。
また封筒は、弔事のような場合を除いて
二重の白封筒を使うようにしましょう。
季節感のある柄入りのものやカラー便箋
横書きのものなど、親しい友達への気軽な
手紙だけにとどめておきましょう。
便箋の枚数
改まった手紙は2枚以上の便箋に書くのが礼儀です。
文面が1枚で終わる場合は、白紙の便箋をもう1枚つけますが
できれば2枚にわたるように文章量を考えて
レイアウトを工夫しましょう。
また、お礼の言葉や相手の名前が行末にならないように
字送りに配慮することも大切です。
ただし、お見舞いや不幸の際に出す手紙は
「重なる」
ことを避けるために励ましやお悔やみの言葉は
心をこめて簡潔に書くようにして
便箋は1枚に、封筒も一重の白無地を使います。
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