学んで楽しい大人のマナー>通夜弔問のタイミング

通夜は本来、親近者や親しい友人たちが集まって
夜通し遺体のそばに付き添って
故人を偲んで、最後の別れを惜しむ
プライベートな儀式です。

その意味から通夜への出席は
故人や喪家と親しい間柄とされていて
それ以外の付き合いの場合は
告別式に参列するものであったそうです。

今の「通夜」というものは、午後６時か７時ぐらいから
僧侶の読経始まり、遺族、弔問客のお焼香
通夜の振る舞いも含めて、午後10時頃までには
終了する「半通夜」で
弔問客が退出した後、遺族や近親者で静かに個人を
見守るのが、本来の通夜となります。

受付での挨拶は、読経前に済ませておきましょう。

会場には読経の前に到着するように
早めに出かけるようにして、受付を済ませておきます。

受付係は遺族の代理の立場にあるので
受付では「このたびはご愁傷さまです」
といったように丁寧な言葉を述べて一礼します。

香典をふくさから取り出して
ふくさを軽くたたんでから
袋の正面を先方に向けて
「どうぞ、ご霊前にお供えください」
と言葉を添えて、香典を両手で差し出します。

その後、名簿に住所、氏名を記帳します。

焼香とお参りは、心をこめておこないましょう。

仏式の場合は、僧侶の読経の後
焼香とお参りをします。

遺族や親戚の焼香に続いて
順次祭壇に近い席から前に進んで
心を込めて行います。