学んで楽しい大人のマナー>スープを上手くすする方法

よく洋食屋さんなどでは、音を立てずにすするのが
マナーと言われています。

しかし、熱いお吸い物や、みそ汁などを大きな音をたてて
すするのに慣れていない日本人にとっては
まさに至難のワザなのです。

ある冬の寒い日の夕方、立派な教育を受けて
皆の尊敬を集める職業についているヨーロッパの友人が
仲間同士の会食にちょっと遅れて到着したそうです。

スープから始まる簡単なコースの食事で
皆もスープを飲み始めたところだったそうです。

そこで彼の前にもさっそくスープの皿が運ばれてきました。

何とか間に合ったという気持ちで
ほっとしている雰囲気が伺われました。

そこで彼がスープを飲み始めたとき
一瞬ですが同じ場にいた数人の息が止まったそうです。

それは、ズルズルと大きな音を立てたからなのだそうです。

このように音を立てずにスープを飲むというのは
人前で恥をかかないためのマナーであって
必ずしも習慣になっているわけではないのです。

もちろん、よいマナーを繰り返していくうちに
それが習慣になるのが理想的です。

しかし、必ずしも無理をする必要はありません。

日本人ばかりの日本旅館で、洋食のスープがテーブルに出されたときは
音を立てて日本式に飲んでも構いません。

しかし、海外に行った時などは、国内の場合でも
それなりのレストランで食事をするときは
欧米のマナーにしたがって
音を立てないでスープを飲むべきです。

マナーをめんどくさいルールで嫌だと思ってしまえば
なかなか守りたくないというような気持ちになってしまいます…

しかし、マナーにしたがって、ちょっとしゃれてみようと思えば
前向きに取り組んでみようという気持ちになるはずです。

ちょうど、タキシードを着てみようとするときと同じです。

シャツとジーンズの方が気楽なのはもちろんですが
タキシードを着て気取ってみるのも楽しいものです。

スープを飲もうとするときも、姿勢を正しくしたうえで
心にも軽い緊張感を植え付けてくれます。

そこで、西洋の作法にしたがってスープに立ち向かうのです！

そうすると、めんどくさいと思っていたマナーも
楽しくなってくるものです。

スープをすくうときのスプーンは、手前から向こうへと動かすのが基本です。

もちろん、できるだけスプーンが
お皿に当たらないようにしなくてはいけません。

スープの量が少なくなったときは
お皿の手前を少し持ち上げてからすくってもかまいません。

また、自分で作って飲むのも

料理が作れる大人になって素敵です！

料理レシピが色々と載っているので参考にどうぞ〜

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